- Yuki Ono
ストレスと脳
ストレスと脳🧠🤯
ストレスは万病の元と言われますが…
避けらない現代社会のストレスを適切に処理していくこと、
ストレスを受けても心と体のバランスを自分で取り戻すことで悪影響から身を守ることができる方法
という話をしたいと思います。
人間の脳をざっくり大きく機能で分けると…
1
爬虫類脳: 反射
個体本能の生き残りの生死の反射、呼吸、心拍、体温調節など
2
哺乳類脳: 反応(感情)群れの中での生き残り、良い悪いの反応
3
人間脳: 対応(知性)
社会の中でより良く生きる為の適切、不適切の判断
突然のストレスは爬虫類脳で察知され、呼吸、心拍数が早くなり、逃げるか闘うかのストレスホルモンの分泌が起きます。
びっくりした時に反射的に呼吸が止まるかとドキドキするのはコレです😳😳
そこから感情が刺激され、怖い😖怒り😡悲しみ😢など動物脳が反応をします。
次に人間脳が、悲しくても泣くのは適切でない、とか怒ったら周りに迷惑だとか、敵不適の判断を下します。
しかし、動物脳の感情暴走をストップできても、ストレス状態は続きます😞
何とかストレス適応しようとコルチゾールが分泌され緊張状態が続きます。
コルチゾールはストレスホルモンと言われますが、実は私たちの体内時計をコントロールしている大切なホルモンです。
正常な体内時計だと朝起きる時間あたりに高くなり、やる気が出てきます。
そして夜になると寝るために低くなり、リラックスしてきます。
この体内時計のリズムが崩れると、夜に眠れない、朝にやる気がでない、午前中眠い…みたいになります。
早寝早起きが良いと言われるのは、体内時計を正常化させる効果があるから、のようです。
ストレス適応反応によりコルチゾールが高い状態が長引くと、夜に眠れない、いつもイライラしちゃったり、涙もろくなったり、感情のコントロールが困難になってきたり…
人間脳での適切対応が機能しなくなってきて、ちょっとしたストレスに反応してしまうのです。
長期間に渡るストレスが末期になるとコルチゾールを分泌する副腎が疲れ始め、必要なコルチゾールが出なくなってストレスに適応できなくなります。
副腎疲労と言われる状態で、朝起きられない、沢山寝ても疲れている、気分が落ち込み、やる気が全くでない。箸の上げ下ろしすらも疲れる…という状態になります。
この末期状態では免疫力も落ちていて、体のあらゆる所に炎症が起きはじめて、筋肉の痛みや、慢性頭痛など、病院で検査しても異常がなく…うつ病と診断されたりします。
実際のうつ病は心の病扱いですから、脳の神経伝達物質をコントロールする投薬治療が行われます。
しかし、ストレスによる疲労困憊の結果なので、抗うつ剤は効果があるのか?疑問が残ります。
自然療法では、このような状態には副腎をケアすることを第一にします。
キネシオロジーではストレス反応の動物脳暴走の原因、人間脳の対処法の向上、心と体の対処調節トリートメントをします。
疲れきっている😔😞人間脳を正常化するのには、やはりリラックス、睡眠、質の良い食事、栄養素などが一番助けになります💪
瞑想やマインドフルネスによってコルチゾールのレベルが下がるという研究結果もあり、
人間脳をトレーニングする意味で、日本の座禅や、仏教的な瞑想などが良いのかな?とリサーチを読んで感じました。
もちろん、キネシオロジーもおすすめです😉
ストレス反応パターンを見つけ、上手に対処できるように脳のプログラミング、対処法を変えることができるからです。
またまた長くなりました。
次回は、ヒプノシス、退行催眠について書いてみます。
お楽しみに❤
最後まで読んで頂きありがとうございました🙇♀️
いつも長くてごめんなさい🙏